「気付いたみたい、狼嵐の奴ら」
何に気付いたのかは明確だ。
私がいなくなったということに、だ。
遅いんだな、案外。
まぁ、色々念入りに情報は消したんだから、早いほうかな。
レオは、私のことを知っているらしいし。
「棗、どうする」
そんなことを訊かれても、正直困る。
「大丈夫、弱いから。何もできないよ」
レオの情報が凄くても、私たちを脅かすほととは到底思えない。
例えそれが私の偏った見解だとしても。
それに、構ってやれるほどの時間はない。
「それより、“雛菊”で何か変わったことはなかった?」
途端に、重くなる空気。
全員が目を逸らして、何かに耐えるようにうつむく。
何に気付いたのかは明確だ。
私がいなくなったということに、だ。
遅いんだな、案外。
まぁ、色々念入りに情報は消したんだから、早いほうかな。
レオは、私のことを知っているらしいし。
「棗、どうする」
そんなことを訊かれても、正直困る。
「大丈夫、弱いから。何もできないよ」
レオの情報が凄くても、私たちを脅かすほととは到底思えない。
例えそれが私の偏った見解だとしても。
それに、構ってやれるほどの時間はない。
「それより、“雛菊”で何か変わったことはなかった?」
途端に、重くなる空気。
全員が目を逸らして、何かに耐えるようにうつむく。

