小動物だな、蒼は。
撫でていると、そのまま私の膝の上で横になる。
俗に言う、膝枕。
「蒼、眠い?」
「そうかも」
目をこすり、欠伸を漏らす。
「眠いならベッド行けば?」
「棗ちゃん、男に膝枕は夢ですよ」
にやにやしながら言うレオ。
むかつく思いをどうにか抑えて、無視する。
膝枕って、私そういうの慣れてないし。
それに……
「ひゃっ」
小さな悲鳴と、流れる沈黙。
蒼は目を見開き、レオは持っていた雑誌を床に落とす。
二人の視線が私に集中する。