「いらっしゃい。一番の人に逢わせてあげるわ」
妖艶に微笑むと、私の手を引いていく女。
女に連れられ、妙な路地裏に入ると裏口らしきところから建物の中へ。
薄暗い照明しかない階段を登り、木造の扉を開ける。
「……あら、お客かい?」
そこには、盲目の綺麗な女性が椅子にゆったりと腰掛けていた。
手を引いていた女は私を部屋に入れると、「じゃあ、私は行くわ」と言って夜の街へと戻って行った。