目を閉じて、耳を澄ましていた。
いつの間にか寝ていたのか、奇妙な音で目が覚めた。
そして、人の気配。
制服のまま寝ていた俺のベルトを外す、母の姿があった。
「あら、起きたの」
あまりの恐怖に声も出ず、されるがままになる。
「あなたはそっくり。体まで」
赤い唇が弧を描く。
下着姿の母は、俺に覆いかぶさると囁くように言った。
「あなたはそれだけしか価値がないのよ」
冷たくて、重い言葉。
いつの間にか寝ていたのか、奇妙な音で目が覚めた。
そして、人の気配。
制服のまま寝ていた俺のベルトを外す、母の姿があった。
「あら、起きたの」
あまりの恐怖に声も出ず、されるがままになる。
「あなたはそっくり。体まで」
赤い唇が弧を描く。
下着姿の母は、俺に覆いかぶさると囁くように言った。
「あなたはそれだけしか価値がないのよ」
冷たくて、重い言葉。

