いつか空を見てみたい

その時女は冷たく笑った…冷たいが綺麗だった。

恐ろしく魅了されるものだった。

そして女は俺達が思っていたことも全て見透かしていた。
常に冷たく美しい笑顔のままで…

「本当にありがとうございます。上辺ですが感謝しています。失礼します。」

と言い残し美術室を出て行った。
足を引きずりながら…

あいつ馬鹿って言ってきた。
わざわざ上辺なんて…

ッドキ…!!!

今俺…ッフ
これから大変だな。
これからお前は俺に溺れる。
俺がなしでは生きられないくらいにな。

せいぜい楽しみにしてろ。

あいつが出て行った方向を見つめながら思った。