いつか空を見てみたい

靴を履き制服を整え玄関を開ける。

太陽に照らされてる家の前はとても素敵な場所に見えたでも、それは一瞬ですぐに私は現実へと戻る。

玄関に鍵をかけ通学路を行く。

あ、私は台町高校(だいまちこうこう)と言う私の住んでるところでは有名な学校に行っている。公立だけどね…

別に母が望んだわけでも私が行きたかったわけでもない。ただ先生がここ「行ってみろ」って言われて決まってなかったからそうしただけ。

この学校に落ちても受かっても私にはどうでも良かった。
だってどうせどこにでも人間がいるのだからって諦めてた。