いつか空を見てみたい

「あの、学校送れませんか?」

「あーーー!!やべぇ行くぞ!!」

そう言うと私の手首を掴んだまま走り始めた。

さすがサッカー部…足速い…

外には車が止まってて流れのように運転手さんがドアを開けてそこに飛び込む形で車に乗った。

「ハァ…ハァハァ」

疲れた。こんなに走ったのいつぶりだろう…

「あ!!まだやっちまった。ごめんな!!あ゛ァァーーマジ気をつけるな。」

と言い私の背中をさすってくれた。不器用な感じだけど優しく。

本当に息ひとつ乱れてない。凄い…

「だ、大丈夫です…」

私は希志さんの手を取り嘘の笑顔で笑った。

そうすると悲しい顔しながら笑い返してきた。