いつか空を見てみたい

2つ扉がある左の扉を開け中に入っていた。

部屋の扉と思われる扉を開けるといろんな食事が並んでいた。

そして…

「お待たせしてごめんなさい。」

そして、母が向かった先には私の知らない男の人…

「いいんだよ。」

母に優しくささやいた人、それは…

「麗。紹介するは私の恋人の高城優(たかしろまさる)さんよ。結婚前提にお付き合いをさせてもらってるの。」

分かっているはずだった。
女らしく綺麗になっていく母。ネックレスやブレスレット今までにないことが沢山あった。

今日だって私とご飯を食べたいわけじゃないことも…
でも、でも…少しだけ少しだけ…私の為なんじゃないかと思ってしまった。

そんなはずないのにね…

希望なんて…持ってはいけなかったのに。