いつか空を見てみたい

「どうせ私なんて見てないくせに…」

母の思い通りであればそれでいいくせに。
凄く虫唾が走る…

私は下唇を噛んだ。

ポーン……

気の抜けるエレベーターの音がした後扉が開いた。

エレベーターから降りれば母が待っていた。

「よく来たわね。こっちよ。」

二人でご飯?…そんなこと今まで無かった…

でも…