ワタシとキミ

カーテンの開く音が聞こえた
莉乃は寝ているふりをした
「莉乃 ごめんな
 お前の大事な友達泣かしちまって
 ほんとごめん…」
光の声は震えていた
『何でひーちゃんが泣くの?
 ひーちゃんはなにも悪くないのに』
光の涙が莉乃の手に落ちる
『泣かないでよ
 私まで泣きたくなるよ』
莉乃はボロボロに泣く光を前に
起きることが出来なかった