ワタシとキミ

「にじは僕が死なせたんです。
 僕があの時にじを呼んだから…」
最後は消え入りそうな声で言った
「その頃から莉乃ちゃんと
 疎遠になったの?」
「何で分かるんですか?」
「莉乃ちゃんが小学4年生ぐらいから この病院にほとんど来なくなったの
 来ても反応が薄くて
 感情のないロボットみたいだった」
光はそれを聞いて少し不安になった
「けど中学校に入ってから
 ちょっとづつ明るくなってた」
おばさんが明るく答える
「莉乃はいい友達と
 出会えたんですね」
光の顔は自然とほころぶ
「ありがとうございます
 莉乃をよくみてくださって」
「いいのよ人間観察は
 癖みたいなものだから」