ワタシとキミ

「光翔!
 起きなさい!」
朝いつもの声が聞こえる
「お母さんおはよう」
大きなあくびをしながら詩音が言う
「詩音
 ちょっとお父さん
 起こしに行ってくれない?」
「はーい」
「お母さんおはよう」
光翔が言う
「早く歯磨きに行きなさい」
「はーい」
光翔がいなくなると
「詩音は
 そのまま歯磨きに行ったよ」
一人がやって来る
二人が席に座る
「もう詩音たちも高校生か」
「そうね」
莉乃と光の左の薬指には
指輪が輝いていた