ワタシとキミ

『私が一番行きたいひーちゃんだ』
莉乃の頭に浮かんだのは光の顔だった
「ひーちゃんはいつも私じゃなくて
 栞ちゃんを見てるのに…」
「それでいいんだよ」
康は莉乃を促す
「ありがとう」
莉乃は康へ今までの感謝を込めた
「ツリーの所に行きなよ
 そこで光は待てるよ」
康に言われて莉乃は走り出した