ワタシとキミ

放課後玄野は莉乃に言った
「堀野オマエ今日作り笑いだな
 堀野が作り笑いしてるのキモいぞ」
「は?
 私作り笑いなんかしてないし」
莉乃は笑いしながら言う
「最近オマエ曲作ってねーだろ」
莉乃は驚いた
「なんで玄野が知ってんの!
 まさか私のに入り込んだままなの」
「あぁそうだ」
玄野はあっさり肯定した
「オマエの作る曲と声が好きなんだ
 作ってもらわなきゃ
 いつもの調子が出なくて
 こっちが困る
 だから作れよ」
『もう入ってねぇけど
 オマエの様子見てれば
 分かるっつーの』
玄野は莉乃に言い残して
莉乃の頭を撫でていった