ワタシとキミ

その頃玄野は1-Bに来ていた
「すみませーん
 桜田居ますか?」
「玄野どうしたんだ?」
光はすぐに気付いた
「堀野がここ一週間ずっと
 来てないんだよ」
「それだけじゃないだろ」
光が顔を歪めながら言う
「ゲームのレベルが
 一気に上がってたんだ」
「…」
光は黙る
「なんか知ってそうだな」
玄野が見透かしたように言う
「…莉乃を…泣かした」
聞こえるか聞こえないような声だった