「…何なんだよ、人がせっかく心配してやってんのに…
そんなんだからはぶられるんだろ」
三雲の声は、あきらかに不機嫌な色に染まった。
「俺が自分のことしか考えてないって?それって自己中って言いたいわけ?
言っとくけど、あの日誘ったのはお前からだからな?
お前がやりたそうにしてたから、俺が抱いてやったんだからな!」
「もう良いから!!」
私は思い切り叫んだ。
これ以上、聞きたくない。
もう何も聞きたくなかった。
「いい加減にしてください」
「明日香、待って、ごめんって、俺が悪かった!」
三雲があわてて私の肩を掴んでくる。
「ごめんって!な?機嫌直してくれよ!
あの日はお互い割り切ってたんだよな?
別に付き合うのが嫌ならそれで良いから、ほら、また割り切ってさ…」
「お願いだからっ…」
私はキッとまっすぐに見つめた。
「…お願いだから、これ以上幻滅させないで」

