だけど彼はお構いなしに、さっきコンビニで買った私の晩御飯を覗き込んでくる。
何なんだ、この男は……
昨日はただの通りすがりかと思いきや、変質者の類いなのか……
「ははっ、怖い顔」
よほど私が怪訝な顔をして睨みつけていたのだろう。
だけど彼は気にする風でもなく笑とばした。
「……私に何かご用ですか?」
「用?
そうだな…君がまた辛気臭い顔して川に飛び込むんじゃないか心配になって」
「誰が!飛び込むわけないでしょ?!
そもそも私が自殺するんじゃないかって、あなたが勝手に決めつけてるだけじゃない!
辛気臭い顔で悪かったわね!元々こういう顔なのよ!!」
そう言ってからハッとして口に手を当てた。
何ムキになって言い返してるのだ。
こういうのは無視するのが一番なのに。
「…とにかく、誤解です。
川に飛び込むとかするわけありませんから」
「……でも死ぬことは考えてた」

