『なぁ~もっと、スリルあることしねえか?』


いつもの学校の帰り道、光弘と帰るようになっていた、光弘は幸太郎にこんなことをいってきたのだ。


『スリルって、次はなんかあるか?』



『それがよぉ、日代(ひし)城ってあるんだよね、そこ、別名、秘死城ていわれてよ、自殺する人や、いきなり幽霊がでるって話だぜ、』


光弘が怖そうな顔をして話してくる。


『まじかよ、おれそういうの苦手なんだけど、』


『幸太郎スリル味わいてえんじゃねえの?』


『それとこれとはちがうだろ、』


『大丈夫だって!次の休みの日、夜いこうぜ!』


光弘は行く気まんまんである。


『どーせ行かねえていってもつれてくんだろ』


『わかってんじゃえねか(笑)、なら次の休みに決定だな!』


『はいはいわかったよ、』



あきれたかのように光弘に返事を返した


『てかお化けいたら怖いなー』


『お前が行くていったんだろ、いまさら行かないはねえぞ、』


『わかってるよーなら次の休みな!』


そう言って光弘は自分の家の方へと歩いていった。