桜の花びらが散りはじめる

鳥のさえずり、水面に落ちている桜が異様に綺麗にみえる

青く澄んだ空と対象に、海の色も青く、綺麗な色をしている、


太陽の光、木のざわめきが皆の気持ちを高ぶらせるのだろう、

学校への登校への道のり、

受験戦争を切り抜けてきた高校一年生は、


胸をドキドキさせ、登校しているのがわかる


新二年、三年生は、


『今年はおまえといっしょがええよなぁ』

あるいは

『クラス、離れたけど友達だからね?』

などの言葉が聞こえてくる


そんなか、川口幸太郎はひとり、新しいクラスへとはいった


『また、一人かぁ』

幸太郎はため息をする、

幸太郎はあまり友達がおらず、ほとんど一人でいる場合がおおい、

ただ一人仲のよかった友達も、一年から二年にあがり、クラスがちがうくなると、

すっかり違う友達をつくり、今では話すらしなくなっていた。

幸太郎は一人がすきなわけではない、

人見知りのせいで、友達ができないのだ

そんな自分を幸太郎は憎んだ

少し、少しの勇気があれば話しかけれるのに、

『暇なんだよ・・・』


幸太郎はクラスの端でつぶやきた