「ちょっと… 先生…」


水澤先生が私をベッドに押し倒す


「あまりにも可愛かったから…」


先生は私の首筋を舐めた


ダメだよこんなの…


でも幸せかも






「でもやっぱりダメーー!!」


あれ?


「起きましたか」


隣には水澤先生…


ってことは


「夢か…」


「なんか変な夢でも見たんですか?」


先生はきょとんとした顔で聞いてきた


「いや、べ、べつに…」


完全に動揺してるよ私…


「ならいいです お腹もう痛くない?」


「へぇ? あっ、大丈夫だよ」


「それは良かった あっ、相沢さん 最近頑張ってますね」


先生がニコッと笑った


この顔好きだな…


「先生のお陰だよ とか言うと思った?」


私は先生の腕をバシバシ叩いた


「痛いですよー 僕のお陰じゃないんですか?」


「当たり前でしょ! まぁ私色々頑張るから」


「僕も精一杯応援するよ」


本当は先生のお陰げで変われたんだけどね


ありがとうって言いたいけどいえない


なぜか先生の前だと素直になれないんだ


ごめんね…


いつもいつも迷惑ばっかりかけて


でも先生の言葉は他の誰の言葉よりも私を強くしたんだ



無事お腹痛も治りまた葵と語り明かした


そして最終日


いつの間にか時間はあっという間に過ぎていた


楽しかった修学旅行は幕を閉じた


この修学旅行で先生との距離がちょっとだけ縮まった気がした