「もし、また相沢さんたちの学年をもつことになったらそのときは勉強会しましょ 約束ですからね」


先生は優しく微笑んだ


先生の笑った顔が好き…


「私3年になったらもっと頑張るから! 授業もちゃんと受ける それで目標を見つけて頑張るよ」


「そうですか! 頑張ってください 僕も精一杯応援しますから 相沢さんなら絶対大丈夫です!」


先生の言葉は本当に魔法みたいだね


こんな私を変えてくれるんだ


このとき思ったんだ


もう人に迷惑かけるのはやめよって


大人に反発することもやめるんだって


それで今の自分からも卒業するんだって


先生…


あなたがいたからこんな風に思えるだよ


私信じてるよ


最後の中学生活を先生と過ごせることを


そして…


先生に片想いすることを…


決めたんだ…


でも先生を想い続けるには


色んな壁が待ち受けていたんだ…