美音side

太陽の馬鹿馬鹿馬鹿!
嫌いだもん!

私は中庭でずっと考えていた

涙は止まることを知らなくてボロボロ溢れるばかりだ

すると上から声が聞こえた

「美音…」

この声は…
ゆっくりと顔をあげると
蓮斗君がいた

「蓮斗君…私…太陽に嫌われてるよね…」

「嫌われてなんかないよ」

優しく声をかけてるれる蓮斗君
ね?顔だけじゃないよ
優しいよ
なんであんなこと言ったの?
友達じゃないの?
太陽は蓮斗君を顔だけでみてるの?
違うよね?どうして…

「美音、美音は太陽の事どう思ってるんだ?」

「嫌いだよ…!大っ嫌い!」

「本当に?」