♧聖圭♧

なんか、今日はテンションが乗らねー
結癸も葉月も朝から学校に出てるし竜也は連絡とれないし。つまらなすぎる。
久々に、教室に行くか。結癸もいるし行くか。

階段を降りて廊下を歩いていると向こうから女が歩いて来ている。
ここは、不良がちらほらいるからひとりで歩いていると、ナンパとかされるのだ。
ほら、やっぱりナンパされた。

「お嬢ちゃん、こんなところ歩いてたらいけないよ。 お兄ちゃんたちが家まで送ってあげるよ~!!」 
「結構です。教室行かないとなんで。」
「俺らと、遊ぼう。じゃあ」 
「結構です。」
はぁ~、めんどくさ。
「テメーラ、嫌がってんだろ?いい加減やめたらどうだ?」
「ヤバ!!真北だ!!行くぞ!真北とその女も覚えてろよ!」
「ありがとうございます…」

☆姫描☆
前に、不良たちがいるし…
ここにも、不良がいるんだ。
嫌だな。 ってか、自分も不良だから
言えないけど。絡んでくるなよ。
絡んできたよ…
「お嬢ちゃん、こんなところ歩いてたらいけないよ お兄ちゃんたちが家まで送ってあげるよ~」
「結構です。教室行かないとなんで。」
「俺らと、遊ぼう。じゃあ」
「結構です。」
この人たち、いい加減うざいんだけど。
そんな時…
「テメーラ、嫌がってんだろ? いい加減やめたらどうだ?」
「ヤバ!!真北だ!!行くぞ!真北とその女も覚えてろよ!」
助けてくれた。誰だろ?一応お礼しとかなんとだな~。
「ありがとうございます…」
一応、敬語でね。ってか。なれない。


【一年一組】
なんで、こんなことになるの?
この人誰?男の人が誰かに電話をしたらこの男の人が来た。さっきの人は188くらい身長があって、今の人はそれより少し低いくらいの身長だ。

そんなとき、男の人が話しかけてきた。
「君、名前は?僕は本城結癸だよ。」
「竜胆姫描…。」
「姫描ちゃんか…何年生?見かけない顔だから。」
「一年だよ。今日ここに来た。」
「そうなんだ~。僕は、三年一組だよ。何かあったら何でも言ってね。」
「三年生なんだ。」
「三年生だって分かったのに敬語使わないんだ。まぁ~いいよ。」
「ごめん。」
「姫描ちゃん何組?連れて行ってあげるよ。」
「大丈夫だよ。ひとりで行けるから。」
「また、ナンパされたどうする?」
「分かったよ…一組…」
「あと、姫描ちゃん糸桜に目付けなれたからしばらく僕たちと行動してもらうよ。それに、姫描ちゃんのクラスに葉月がいるから大丈夫だよ。」
「糸桜ってどんなグループですか?」
「うーん…何だろう。卑怯な手使って来るかな。」
「そうなんですか…」
最悪。DORAGONのことがバレないようにしなくちゃ。
「着いたよ。姫描ちゃん。帰りも迎えが来るからって、葉月と一緒に帰ってね。」

「来たか、竜胆。本城どうしてここに?」
「聖圭に頼まれました。」
「そうか、ご苦労さまだ。戻っていいぞ。」
「じゃあね、姫描ちゃん。」
「バイバイ」
「合図を出したら入ってこい。」
「分かりました。」
合図を出したら、今出したのかな?入っていいのかな?

「カワイイー!!」『女の子だ!!』‘レベル高’とか言ってるしなんだこいつらうざい。
そうなとき、急に
「うるせーな。静かにできねーのかよ。
あ゛ぁ?」
一気に、静かになった。 何なんだよ、こいつ。
「菊池の隣に座ってくれ。竜胆」
「分かりました。」
「誰~!!君、かわいいね!名前は?
俺は、菊池葉月。よろしく!」
「竜胆姫描って言います。」
「ラインのに、書いてあった名前だ!姫描ちゃんよろしく!葉月でいいよっ!」
「分かった。葉月ね」


こいつらが、関東一の族
‘BLACK’だ!