『ありがとう。諒、あたしも愛してる。 』 真剣かつきれいなまっすぐな瞳と 優しい微笑みから目を離すことが出来なかった。 言ってほしかった言葉をまさか 今日言われるなんて。 ずっと言いたかった言葉をまさか 今日言えるなんて。 14時11分。 諒はあたしの大好きな笑顔を見せてから あたしたちは愛を確かめるようにキスをした。 周りで沢山の人があたしたちのことを見て涙を流しているなんて知らずに 優しいキスを何度も。