なんとなくGIRL

「で、何しに来たの?ここに」

「あー…えっと…忘れ物!忘れ物したの!!」

「嘘」

「へっ?」

「嘘つくの下手すぎ。嘘だろ?」

「くっ…なんで分かるの?」

「やっぱな。丸わかりなんだよ笑」

なんでもお見通しってか…
こいつあなどれん…





「私…一人になっちゃった…。」
「え?」

菅くんが聞き返す。

「未来と恵里菜にね…嫌われちゃった」
視界がぼやける。

「なんで?」

「わたし、嫌われたくなくて、とにかく皆の意見ばっかきいて顔色ばっかうかがってさ…気遣ってやったつもりなのにこんなことになるなんて…ばかだよね笑」

暖かい感覚が頬を伝う。

「ほんとばかだな」

「…はっ?!」

まさかの返答に涙が引っ込んだ。

「なんでそんなめんどいことするわけ?俺には理解できねぇ」

「うっうるさいわね!私は私なりに必死にやってんのよ!」

「だから面倒なんだよな…友達とかって」

俯きながら答える菅くん。
「だからいつも一人でいるの?」

「おう」

そっか…

「まっお前ができたから一人じゃなくなったけどなっ」

「ん?どゆこと?」

「お前も今日からひとりだろ?」
「あっそういえばそうだ」

「じゃあな、ぼっち」

頭をくしゃっとされて教室から出ていった。

「ぼっ、ぼっちって…何よ…」

顔が熱い。やばい。やっぱあたし菅くんのこと…