なんとなくGIRL

私と、お母さんと、弟と菅くんで囲む夕食。

私の弟の結城(ゆうき)は菅くんとすっかり打ち解けてよかった。
きょうの夕食は肉じゃが。
母の得意料理である。

「いっただきまーす!!」

私はおなかが激ヘリだったので勢いよく食べだした。

「怪獣だな」

「な、なんだと?!怒」

「ほんとだー姉ちゃん怪獣ー!!!」

「だよなあ」
結城と菅くんで私をいじってくる。

「うるさいなあ怒」

皆笑顔で楽しい夕食だった。

食べ終えると菅くんを駅まで送っていくことに。

「お前まだおとなしくしとかねえと」
「いーの!大丈夫」

「無理すんじゃねーよ。」

「菅くんだってまだ病み上がりなのにここまで来てくれたんだもん。これくらいさせてよ。」

「あんたんち、にぎやかだよなあ」

「そうかなーいつもはもっと静かだよ。菅君は何人家族??」

「おれと母親。」

「そっか。」

「・・・聞かねえの?」

「何を?」

「なんで父親いないとか」

「んー別に無理に聞こうとか思ってないし。」

「初めてだ。聞かれなかったの。」

「うそ。ほんとに?」

「うん。こんなやつもいるんだな。」

「そーだよ。世の中にはいろーーーんな人がいるからね!」

「そっか。・・・もうこの辺でいいよ。」

「うん、わかった。気を付けて帰ってね。」

「うん。じゃあな。」

「ありがとう!!また明日!」

「また明日」

はにかむ顔が暗闇から見えてドキっとした。

早く夜が明けてほしい。