「みお、俺が行こうか?」
そう声をかけたのは、1組の男子級長
三崎涼太。よく気が利くやつで頼りがいが
ある。でもバカなんだよね…ww
「ぅん。重いし涼太お願い!」
「りょーかいっ。おい。タク行くぞ!」
「はぁ?!俺も行くのかよー…。ちぇ。」
そんなタクちゃんと涼太を見送り、
私は頭を抱え机に突っ伏した…
「はぁぁぁ…。先生めっちゃ怒ってる…」
私、生きて帰れるのかなぁ…
そんなことを思っていると、
「んなに、悩むなよw
流れに任せればなんとかなるんじゃね?」
「~っ楓ぇぇぇぇぇ…」
そう。適当男。その名も佐々木楓。

