クラス分けを見ると、私はA組、芹那はC組だった。

「離れちゃったね…」

「………」

残念がる芹那に対して、私は同じクラスのある名前から目が離せずにいた…

「如月 拓…」

まさかそんなはずはない、と思いながらも、少し期待してしまう私。

もう、忘れなくちゃ…