放課後なうです。
とほほ...。1人で掃除は辛い。
しかもこの図書室長いこと使ってないからって、ほこりかぶりすぎでしょ!
どんだけ掃除してないんだ~!

ガラッ

「掃除はかどってるか~?」
「先生!ちゃんと頑張ってますよ、おほほ^^」
「じゃあ、終わるまで頑張れよ。」

ガララ ピシャンッ

頑張ってるわけないだろおおおおお
先生のバッキャロー!!!!!

ガラッ

「また先生?」
「先生じゃねーし。」
えっ。なんで来た。
「高崎賢汰!」
「何。」

いやいや、何じゃないでしょ。
私のセリフだよっ!

「お前さ、昨日なんで逃げたわけ?」
「ごめん。」
「俺が勇気もって好きって言ったのに」
「ごめん。」

すると、高崎賢汰が近づいてきて、私の顔の横に高崎賢汰の両手が。
いわゆる、壁ドンてやつ。
不覚にもキュンとしたのは内緒。

「ごめんじゃねーし。てかお前今キュンってしただろ。」
「してないっ!」
「嘘つけ。しただろ。」
「手どかしてよ!」
「やだよ。」

こんな言い合いが続き、めんどくさくなった私は逃げて帰った。

「また明日もなんか言われるのかな...。」