「よし。 できたっ!」 ミユウはリビングのソファーにどっかりと座り、思いっきり伸びをした。 準備を始めてから4日が過ぎ、12月22日になっていた。 「ギリギリだけど、クオリティは悪くないはず・・」 窓辺には天井に届くほど大きなツリー。 優しい光で点滅するオーナメントも、ミユウが作ったものだ。 ご丁寧にツリーの周りには雪が降るようになっていた。