真夜中の魔法使い




ーートントン



「ミユウ、入るよ?」



「・・んー?なに・・?」



辛うじてミナトが来ていることは認識しているが、話しかけられている内容はちっとも頭に入っていない。



「随分な集中力だね・・」



ミナトは呆れ顔でミユウの作業を見つめていた。



「画家にでもなったほうがいいのかな?」


「・・・」





「俺よりも課題の方が大事になる日が来るなんて!」




ガチャン!



突然耳元で叫ばれたミユウは流石に驚いてチョークを落としてしまった。