「そ、空って?」 まったくこの金髪の少年は何が狙いなのかわからない。 さっきは好きにして、と言ったけれど譲れないこともある。 ミユウの背中を冷や汗が伝う。 「ん?空は空だよ。」 アキは窓の外を指差していう。 「空を、見に行くの・・?」 再びミユウの手が震え始めた。 「そう。その通り。」 「い、今の時間外を歩いたら風邪ひいちゃうかも。」 「歩くってそんな。仮にもボクたちは魔法を使えるんだよ?」 「・・・だ、だからそれが問題なの!」 ミユウは目に涙を浮かべて叫んだ。