真夜中の魔法使い




「レーナードの見た目を変化させるっていう課題が出て、ウサギにしようと思ったのに、何度やっても・・


トカゲになってしまうの。」



アキがハッと息をのんだのかわかる。




『ーーミユウ、一回その課題やめた方がいいよ。

ハイ、きゅーけー』



返ってきた答えは、予想外にのんびりしたものだった。




「でも、難しいものではないはずなのに・・」




そう、問題はそこである。

呪文は間違えていないはずなのに、なんで失敗してしまったのだろう。




『ーーミユウにとってはね。技術的な問題はないはずだよ。


精神的なものだと思う。


一度肩の力をぬいて、やってみるといいよ。』



ズバリと指摘されてしまえば返す言葉がない。