20××年、4月。




春爛漫。




この春、大学1年生として新生活を送ることになった



私、藤垣 郁は





残念なことに、スッキリ爽やかな気持ちで新生活を迎えることが出来ていなかった。





それは


私の





”人生最後の恋”が原因である。