「…っと
市ノ瀬 祐太郎です。」

身長はパッと見170あるかないかぐらい。
目が少しつり目で真面目そうな人。
かっこいいというよりはかわいい系の男子って感じ。
どこにでもいるような普通の男子。

「…１級持ってます。」

見た目通り真面目そうな声。
ただ高そうだと思った声が少し低い声だった。

「…よろしくお願いします。」
「はい！ちょうど１分！」
「「おー！」」

はっと我にかえった。
あれ？
思わず見入ってた？
なんだろう…
この時はただ純粋にこの人と仲良くなりたいと思ったんだ。