キミのいない世界

それからあたしたちは教室に行って、ふつうに授業を受けた。


今は帰り道。


祐くんと、玲音に挟まれて道を歩く。


「姉ちゃん、今日は俺と買い物な?」


玲音があたしの顔をのぞき込んでくる。


「うん、わかった!」


あたしは笑顔で答える。


祐くんの方から舌打ちが聞こえたのは…気のせいってことにしよう。


それからあたしたちはショッピングモールに行って、服とかを買って、家に帰った。


まさか、祐くんと一緒にいるところと、玲音と一緒にいるところを両方見てた人がいたなんて知らずに。