手元でボッと音を立てながら大きな光を吹きだす花火を見ていると、隣に大地がやって来た。 「よお」 「...なによ」 「別に」 「...そ」 「やばいな」 「なにが?」 「楽しー」 「......」 手元の花火を見ながら、微笑む大地の横顔。 その横顔を見ると、胸の奥が音を立てた。 「...戻りたくなくなった?」 「......んー」 「...やけに素直じゃん」 「......」 「...」