「う、へぇっ!?」 「え……何。」 遥は「何か?」みたいな顔をしている。 い、今…… 白いって…… あの遥が白いって言った……。 ドキドキドキドキ… 「なんで顔赤いの?」 「あ、暑いから!」 「ふーん……」 遥は疑う風でもなく 斎藤くんに呼ばれて私の元を離れていった。 嬉しいな……。 別にどうってことないのかもだけど。 私はしばらく収まらない胸の高鳴りを感じていた。