**** とりあえずコケることなく部活が終わり、 芹の元へ向かう。 俺と芹の関係に気づいたのか、 うっさい女たちも途中で興醒めして帰っていったようだった。 「わりー、着替えるから待ってて。」 「なんで転ばないんだよー……」 「お前は俺をどうしたいんだよ。」 「カッコ悪くしたい。 なんか腹立つ。」 「意味わかんね……っ」 ムキになる芹を見て、 思わず笑いがこぼれた。 それを見て芹も少し表情が柔らかくなった。 これじゃ本当のカレカノみたいだ。 でも、次の瞬間、 芹の顔は即座に強ばった。