「オーイ、何ボーッとしてんの?」 「っあ、ごめん……」 「行くんだろ。」 「うん。」 私たちはすずの席に向かおうとする。 「そういえば…… 遥はすずと話したことあるの?」 そう言うと、遥の顔は強ばった。 「いや……事務連絡くらいしか……」 「ッブッ……」 「おまっ、昨日人のこと最低とか言ったくせに、お前も笑ってんじゃねぇよ!」 「ごめ…… モテ男とか言われてるくせに……っ」 失礼なこと言ってるのは分かるけど…… ウケる……!