一体何分こうしていただろう。 私が泣き止むまで、 遥はしばらく私を支えてくれていた。 「お、落ち着いた。 ありがとう……」 本当はぜんっぜん落ち着いてないけど、 そう言うと、遥は私との距離を離した。 遥との距離が空き、 初めて遥の表情を見た。 顔…… 赤い……。 本当なんだ……。 もう"嘘"じゃなくていいんだ。 「目、腫れちゃったな。」 「ん……。」 遥は私の目尻を親指で優しく撫でた。 「ブサイク。」 「遥のせいだ……」 もう、嬉しすぎて、 何言われたって怒れないよ……。