私の中の…



シャワーから戻ると鷹仁は居なかった。

もう寝たんだ…

ちょっとくらい待っててくれてもいいのに…。

私は鷹仁がさっき座ってた場所に座った。

鷹仁の温もりがまだ残ってる…

この温かさでも寂しさが紛れるんだから、私って安上がりな女。

借りた服にも鷹仁の匂いがして、安心する…