授業中回ってきた手紙
横では侑希が「LINEしてきたらいいのにね」なんて 。





仕方ないじゃん、小太くん馬鹿なんだから(^ω^)





バシッ






七瀬「お顔が語ってますわよ、奥様」








「あら失敬。それより奥様、痛いじゃないですのっ!」








七瀬「お前な、ぜってぇ心の中で俺のことバカにしただろ」








「だって小太くんほんも「お前ら黙りやがれ、今は大事な水美先生のお話中だ」」








松本「いやあ~、すみません。こいつらまだ精神年齢が低いもんでしてっ」







ハハハッなんて笑って見せる我らの担任、松本結城(マツモト ユウキ)









佐川「松本先生の方が精神年齢お低いですけどね」






なんてニッコリして我らの松本のハートをバキバキに割ったのは、松本の恋する佐川水美(サカワ ミナミ)。






松本が担任、副担が佐川。
大体の人に松本はまっちゃん、佐川はみなみちゃん。








朝から可哀想なまっちゃんを小太くんと私で癒しに行く。『後で』









みなみちゃんは笑顔で話を続け颯爽と教室から出ていった。ドアを閉める音と同時にチャイムが鳴り









七瀬「まっちゃん大丈夫?もうみなみちゃん諦めろよ ~ 」









「もうさ、心優しい人見つけたらどうっ?例えばさ~..私とか!!!」








松本「篠田、お前と付き合ったら俺、警察に捕まるから」









「いや、まず私まっちゃんと付き合う気ないし~」










松本「うっ...お前まで俺を見離すつもりかっ..ううっ..」










「小太くんいるじゃん!」










一ノ瀬「お、小太良かったじゃん。お前もこれでリア充の仲間入りー」









七瀬「いやいや俺ホモじゃねえし」









「よかったね、一ノ瀬くん!もう小太くんの面倒見なくて済むよ~!」










一ノ瀬「これでやっとだわ、ありがとう、篠田居なかったらまだまだこいつのお世話係りだったかも。ありがとな」








七瀬「いやいや、お前ら話終わらせんなよ」








「じゃ、お二人さんばいばいっ」









侑希のとこに帰ると、真剣な顔で








「さや、敵作んなよ」