「がんばって!応援してるからね!」

菜々子が昼休みに呟いた言葉が俺の頭の中でずっと響いていた。

俺は聞いてしまった。

一花が俺を好きなこと。
そしてそれを菜々子が応援してること。

菜々子が俺のことをなんとも思ってないことを知ってすごく悲しくなった。