私は何故かテンションの高い楓香に引いた。

「そんな引かないでよ!じょーだん♪」

何度もそう言うけど…
楓香の印象が付いちゃったから…
でもこういうところ含めて楓香が好き。

「じょーだんだからね?麗華?」

「わかったから」

今頃になって不安そうな顔をする楓香に私は答えた。
そして『戻ろ?』と楓香に言うと教室へ戻った。