「笑顔をくれた 」~ありがとうを伝えたい~

「今から帰ったら、家に着く頃はもう朝だよね」

そう思いながら、私も体が疲れ果てていた。

「眠い」

「寝れない」

私は、自分の体の変化に苦戦していた。

眠たくて眠たくてどうしようもない、でも少し寝ると体が暑くて起きてしまう。

汗が引けてまた寝ると、またすぐに汗が出て暑くて起きてしまう。

その繰り返しで、上半身しか動けない私は、だんだんと苛立ちが出てきていた。

「早く自由に動きたい」

そう思う私に待っていたのはリハビリでした。