「笑顔をくれた 」~ありがとうを伝えたい~

しかし、朝の検査だけは、無理があった。

みんなが状況を把握するためと言っても、何人もの医師の目の前での内診は、慣れるどころではありませんでした。

動く事の出来ない私に、次に負いかかってきたもの、それは副作用でした。

頭痛から始まり、目や体のダルさ、ドキドキ感、手足の震えやしびれ、気持ち悪さや気分の落ち込みなど、複数の点滴や薬の強さで、いろんな症状と戦い、私はボロボロになっていた。

毎日毎日1日中寝たきりで、ご飯も寝たまま、起き上がる事は許されなかった。