話によると、

“子宮網膜症”

そこから何らかの原因で出血していた。

簡単に言うと、子宮の中に血が溜まり、それが一気に出た感じだという。

「流産になるかもしれない」

聞きたくない言葉だった。

でもなんでだろう…

私は決して思ってはいけないことをその時ふと…

「正直このまま流産してくれれば、こんなにも辛い思いをしなくてもいいのに」

そこには、悪阻も精神的にも参っている自分がいた。

どれ位経っただろう。