”悪阻”

10月23日、ドキドキしながらの3回目の診察。

今日はいつもより早く診察してもらえた。

「双子ですね」

ハッキリそう言われ、
その瞬間、私は顔いっぱいの笑顔を抑えきれず、心のどこかで心配していた消える双子という言葉にも、信じなくて良かったと心が晴れた。

「やっと笑えた」

心の中でホッとした。

病院を出て主人の元へと向かった。

当時主人はお店を持っていたので、いつでもお店に行けば主人に会うことが出来、すぐに報告をすることも出来た。

そして今ここに、ようやく、

”2つの心”
を授かる事が出来ました。