ある日、いつものように会いにいくと、心海は少し手足を動かし、

心南はちょこちょこ目を開けている姿を見て安心した。

目をつぶって寝ていることが多かったから、目を開けた時は主人が一生懸命手を振っていました。

次の日には、心南が布団から這い出していつも看護婦さんに戻されていると聞き、久しぶりに笑みがこぼれた瞬間でした。

少しずつだけど、2人共ちゃんと成長している事に嬉しく思った。